プログラムを書かない人には何じゃそりゃって感じでしょうが、昔はCとC++、今はJavaメインで時々C#という自分にとっても目からウロコでした。口調は過激でやや大上段ながら、「ゴールデンハンマーはない」というごく当たり前のことを言っていて、最近の何でもオブジェクト指向だという風潮に疑問を持っていた人には、君は間違っていないぞと言ってくれています。
もちろんC#解説本としても素晴らしく、これまでデリゲートやラムダ式が何のためにあるのか・LINQなんか使わなくてもと思っていましたが、この本で考え方がかわりました。この本を読んだからC#が全部理解できるわけではありませんが、とてもよいきっかけを作ってくれたと思います。