4月27日にも書いたのですが、我が家は3月頃から完全に負のループというか長いトンネルに入っていました。次々と家族が病気になり、 オクさん、お義父さん、あーちゃん、ゆぅくん、お義母さん、自分、ゆぅくん、お義母さん、あーちゃん、ゆぅくんときて、あーちゃんとオクさん、またまたあーちゃんというように、ゴールデンウィークまで常に誰かが病気しているという状態だったのです。そんな中で、ゆぅくん・あーちゃんの二人は子供なので病気になるのはかわいそうというのはもちろんあるのですが、今だから言えることではありますが、実は深刻だったのはお義父さんとオクさんだったのです。
お義父さんはいわゆる癌という病気にかかり、当初は病状もあまりよく分からず病名だけが先行していたので(癌細胞の大きさが大きいほうだという情報もあって)、命に関わるのではないかと言う雰囲気が我が家を包んでいました。その後の詳しい検査で幸いにも転移がなく、病巣のみ切除することで治療可能だということが分かって少し安堵感が包みました。そのお義父さんですが、5月9日についに手術で病巣を切除して、昨日オクさんとゆぅくんと自分の3人でお見舞いに行ってきました。手術跡は痛々しかったものの、すでにお義父さんは元気に病院内を歩くことができていました。胆嚢と切除対象が近い位置という懸念があったのですが、いざ手術してみると幸いにも切除対象だけを単独で除去できるくらい両者は離れていたそうで、それほど難しくない手術になったようでした。昨日の午後は、そのままゆぅくんを動物園に連れて行きました。今日最初の写真は実は昨日のゆぅくんで、本物のゾウではないものの大きなゾウに乗った少年と化していました。
もう一人実は深刻だったのがオクさんで、こちらはいわゆる鬱というやつでした(鬱「状態」と診断されたので、本格的な鬱病というほどではないのでしょう)。内科的なものや外科的なものでないために、対応はやっかいで実際のところいまだに完治とも言えないのでしょうが、一時に比べるとずいぶん元気になってくれました。一番ひどいときはなかなか自宅であーちゃんと二人では過ごせず、一週間のうち5~7日ほどお義母さんのところでお世話になっていました。そのお義母さん自身も風邪をこじらせて病気が長引いたので、我が家の総崩れ状態を招くことになりました。状態がひどい時はオクさんは自分と口をきくのも億劫な状態だったのですが、ここ数日はようやく元の元気を取り戻して、昨日の電車の中では久しぶりに夫婦の会話ができたように思います。今月はあーちゃんが1歳を迎えてオクさんは職場復帰の予定ですので、ぎりぎりのタイミングで回復に向かってくれているようです。
今日2枚目の写真は、今日のお昼ご飯をイオンのフードコートで食べたときのものです。今ならキャンペーンで妖怪ウォッチのゲームのダウンロード権が着いていたので、今日はゆぅくんがずっと欲しがっていたニンテンドー3DS LLを買ってあげました。自分の父からのプレゼントとしてのもので、ゆぅくんは今日は一日中大興奮状態でした。あーちゃんもこのように一緒にイオンに行って、離乳食を食べたにもかかわらずうどんも食べるなど、このくらいの頃のゆぅくんにも負けないくらいたくさん食べるところを見せてくれていました。
ここ数ヶ月は自分的にも結構つらい思いをしていたのですが(正直言ってゆぅくん・あーちゃんも何度も熱を出してかわいそうでしたが自分的にはオクさんの鬱病が一番こたえていました)、我が家はようやく長いトンネルを抜けた感があります。世間は初夏の陽気ですが、我が家はようやく春の訪れという感じです。