2021年6月5日土曜日

おかえりなさい

実は、昨年末くらいからお義父さんの体調が思わしくなく、年明け早々から入院して手術を行いました。当初、ご本人は虫歯が痛んでいるのかと思っていたのですが、馴染みの歯科医がしばらく休院していたこともあり、病気の特定が遅くなってしまいました。

大きな病院で診てもらったところ、喉の病気ということが分かり、それも少し深刻な状況でした。昨今の新型コロナウイルスの感染拡大で、コロナ以外の手術がなかなか受けられないと聞いていたのですが、お義父さんの場合はすぐ手術ということになり、その辺りからも深刻さが伝わってきました。

家族みんなの応援を受けて手術を受けたのが、1月なかば。一度は病巣の切除は成功したのですが、残存してしまった部分があったとのことで再手術。その後、懸命のリハビリで退院できそうなところまで来たのですが、肺炎になってしまって退院が伸びていました。

入院からはや5ヶ月が経過して、今日ようやく退院して来られました。ゆぅくんとあーちゃんの習いごとの間にこの記事を書いているのですが、その前に、少し挨拶してきました。お義父さんは「言葉」と「口からの食事」という大きな2つを失ってしまいました。が、ベッドにずっと寝ているのではなく、起き出してテレビを見ていたり、身体自体は元気そうに見えました。5ヶ月ぶりに「じぃじ」に会えたあーちゃんは、しばらくべったりとくっついて話し込んでいました。お義父さんの言葉にならない言葉は、こちらが聞こうと耳を傾ければ何を言わんとしているか分かり、コミュニケーションは成り立っていました。

正直なところ、大手術だった割には思ったより元気な姿を見れたので、ほっとしているところです。病気後のお義父さんとの生活はお義母さんにとっても新しい生活スタイルですし、児童クラブのお迎えや夕食などいつもご迷惑をおかけしている身としては、これまでの頼り過ぎを見直さないといけないところです。