今日、祖父母は新しい住処となるホームへ引っ越しました。母はずっと祖父母をホームに預けることに躊躇していたのですが、下の世話も必要になった祖父母2人を抱え込んでは、実質的に母ひとりに負担がかかり、かつ自分の妹も今月に結婚式を控えるだけでなく、9月には出産も控えるという大忙しぶりなのです。痴呆も結構進みつつあり日に日に手がかかるようになっていく祖父母と、妹に子供が生まれたらその世話もある程度必要になるでしょう。自分たちも遠く離れて暮らしているので、ほとんどお手伝いはかなわないのが現状です。
苦渋の決断だったとは思いますが、正しい決断だったと断言できます。母が倒れたら、母に依存している祖父母の命は持たないでしょうし、妹の子供も大丈夫かどうか心配です。下のお世話や入浴・食事など、一部ヘルパーさんやデイケアにお願いしつつも、ほとんど母が一人で抱え込んできたことの大部分をホームでお願いできれば、母自身も心にゆとりが出るでしょうし、それなら祖父母に対しても優しく接することができると思うのです。
今日の写真は、ゆぅくんと自分の父母(ゆぅくんにとってのじぃちゃん・ばぁちゃん)スリーショットです。それまでは少しでも祖父母のそばを離れたら心配でしょうがなかった母でしたが、祖父母はホームできちんとやってくれるという安心感を持つことができています。お願いしたホームは、自分も何度か訪ねましたが、きれいで部屋も広くきちんと祖父母の面倒を見てくれそうで、安心してお任せできそうです。