2011年3月18日金曜日

一見平常運転ですが

月曜に自分の家に帰ってからすでに5日目ですが、自分の家では一見すると平常運転のようです。今日は、ゆぅくんとオクさんといつものスーパーマーケットに行って、この動画のように自分がゆぅくんを遊ばせている間にオクさんが買い物をするという日常の風景でした。

しかしもちろんそれは一見平常そうなだけで、自分の住んでいる地域でも余震は毎日のようにありますし、自分の会社では今週一杯と来週一杯の自宅待機が決まりました。自分の会社のある地域は自分の家がある地域よりもかなり地震の被害を受けたところで、水曜くらいに電気がようやく復旧し、水は現時点でもまだ出ない状況が続いています。会社の最寄り駅も、写真のような壊滅的な状況だそうです(比較的新しい駅だったのですが)。もちろん電車の運行再開もまだなので、会社の状況も不安なところです。

今日3人で行ったスーパーも、昨日から食品売り場のみ営業再開し、今日ようやく全体が営業していましたが、東電の輪番停電の影響か照明は半分しかついておらず、ついでに商品も棚に半分くらいしかありませんでした。自分の地域では、世間で言われているような水や米などの不安はあまり無いのですが(それでも牛乳や肉類は手に入らなかったり不便はあります)、ガソリンについては言われているとおり、かなり手に入りづらくなっています。月曜にオクさんの実家から自分の家に帰ってくるとき、ガソリンスタンドは長蛇の列になっていましたし、自分の最寄駅前で駐車していた乗用車の燃料タンクがこじ開けられガソリンが抜き取られるという事件も耳に入ってきました。自分の車も3分の2くらい燃料が入っている状態だったので、無理に満タンにしないことにしました。ガソリンだけでなく食料もそうですが、平常運転の生活ができる人はできるだけ買い占めに走らずいつもどおりの消費生活を行なうことが、ひいては被災地への援助にもなるはずです。

福島原発の状況も気になりますが、家族3人力を合わせて(といっても、平常運転に近い穏やかモードで、自分としては仕事をしない分ヒマを持て余している感もありますが)頑張っています。