2015年12月31日木曜日

おばあちゃん

今日のタイトルは、「祖母」ではなくあえて「おばあちゃん」。2年前から脳梗塞を患っている「おばあちゃん」は自分の育ての親と言っても過言ではありません。今回の帰省のなかで、大晦日にふと時間ができたときにツイートした内容をそのまま転載したいと思います。写真はおばあちゃんのお見舞いに行った病院で、よーくんとあーちゃんが見せてくれた仲の良いツーショット。逆光でちょっと芸術的(?)な写真に仕上がっています。

昨日はみんなで祖母のお見舞いに行ってきました。秋くらいに熱が出て入院したと聞いていたのですが、その後退院してホームで暮らせていると聞いていたので安心していたのです。それが年末になって27日に実家に帰省のことについて電話すると、また発熱で入院したとのこと。祖母ももう94歳なので、何の病気というのではなく全体的に老衰に向かっているということなのかも知れませんが、1日でも長くと思うのが家族。

29日に帰省して、ようやく昨日お見舞いに行ってきました。ゆぅくんもあーちゃんも、そして妹の子供のよーくんも一緒に。祖母は病室で具合悪そうでしたが、母や自分の顔を見てそして何よりひ孫たちの顔を見て少し元気を取り戻したように見えました。あーちゃんが産まれたときは祖母はすでに脳を患っていたので、あーちゃんやよーくんのことは分からないはずです。それでも自分があーちゃんを抱っこして仰向けの祖母から見えるようにすると、明らかに目を見開いて見入っているようでした。ゆぅくんもあーちゃんもそしてよーくんも、祖母としっかり握手しその温もりを感じました。94歳という年齢もそうですし祖母の生命の灯火が消えようとしているのは事実でしょうが、ゆぅくんやあーちゃんやよーくんにも確かにその影響を与えたでしょう。

祖母は共働きの両親に代わって自分と妹を育ててくれた、育ての親と言っても過言ではありません。イメージはちょうどサザエさんに出てくるフネさんに近いでしょうか。子供好きで世話好きで、すごく気を使う、古き良きお袋。お喋りと食べることも何より大好き。正直言って、来年は祖母とお別れの日が来ることも想定しないといけないでしょう。それでも自分たちは前を向いて歩いていく。祖父や祖母から父母、自分たち、ゆぅくんやあーちゃんによーくん。世代の継承というか脈々と繋がる歴史なんて言うと大袈裟ですが、そんなことに想いを馳せる年末です。