2011年7月22日金曜日

予科練平和記念館

休日輪番制の影響で昨日・今日と会社が休みの自分は、今日、予科練平和記念館に行ってきました。

「予科練」は、「海軍飛行予科練習生」及びその制度の略称で、14才半から17才までの少年を全国から試験で選抜し、搭乗員としての基礎訓練をするものです。第二次大戦の終戦まで15年間に約24万人が入隊し、うち約2万4千人が飛行練習生過程を経て戦地へ赴きました。なかには特攻隊として出撃したものも多く、戦死者は8割の1万9千人にものぼったそうです。

写真の記念館は外装も綺麗でどこかの美術館かと思うくらいですが、当時の予科練生の手紙や遺書など、展示内容は重いものでした。たしかゆぅくんの初詣りで自分の祖父母が来てくれたときに、見学に行ったと聞いていたので、自分も見に行ってきました。

飛行機乗りに憧れた普通の子供たちが、自分亡き後に父母や弟妹に護りを残そうという精神状態に変わっていく様は、当時の狂気を感じずにはいられませんでした。改めて戦争という残酷さと、物量の差を精神力で補おうとする日本人特有の考え方の恐ろしさを感じます。

その多大な尊い犠牲の上に戦後の復興を遂げた日本は、いま東日本大震災からの復興という大事業に取り掛かったばかりです。歴史的に、日本は世界を相手に外交の複雑さを乗り切る力は乏しいのでしょうが、「国を挙げての復興」は一度成し遂げているだけに期待が持てると思っています。自分もどんな小さいことであってもその一旦を担えるといいなと思います。