2010年10月31日日曜日

深夜の事件

金曜日から土曜にかけて、ゆぅくんはオクさんと一緒にオクさんの実家に泊まりに行っていました。事件は、そんな金曜日の晩に起きました。

自分は、2人が居ないので少し遅めまで仕事をして、夜9時20分くらいに会社の最寄り駅に着きました。そこで、何を思ったのか、普段はわざわざ追加料金を払ってまで乗らない特急電車に乗って、10時過ぎに家に帰り着きました。

家に着いてお風呂など沸かしていると、携帯電話にオクさんのお義母さんから電話がありました。お義母さんの声の向こうでは、火がついたように泣き叫ぶゆぅくんの声が聞こえました。ゆぅくんが突然熱を出したそうで、母子手帳や保険証などを持ってすぐに来て欲しいとのこと。アセりながらも、そのまま上着を着て車を走らせ、オクさんの実家に急行しました。ゆぅくんは大声で泣き叫び、抱っこしても大泣きで暴れまわります。オクさんが電話で問い合わせ、ゆぅくんが生まれた総合病院の夜間救急に掛かることにしました。ゆぅくんは、毛布でくるんで車に乗せると、やや落ち着いたのか、一時の泣き叫びようが嘘のようにおとなしくなり、自分はいつもより若干(?)速めのスピードかつ安全運転で病院まで急行しました。

夜間救急はドクターが少ないのでしょうか、なかなか呼ばれません。なんとかゆぅくんをあやしていたオクさん(寝るときと病気のときは、オクさんでなければゆぅくんはおとなしく抱かれていません)でしたが、待合室でもうすぐ呼ばれるかなというときに、夜食べたものをほとんど全部かなりの勢いでモドしてしまいました。ようやくドクターに見てもらい、週の初めに受けたポリオワクチンの予防接種と関係あるかもという親の心配はきっぱり否定されホッとしたものの、熱の原因はあまりよく分からず風邪かインフルエンザか突発性湿疹のどれかではないかとのこと。呼吸もきれいで喉も腫れておらず重症ではないとのことで、シロップ状の解熱剤だけ処方してもらって帰りました。

ゆぅくんは帰りの車の中でかなり汗をかき、大泣きすることなくオクさんに抱かれて眠っていました。病院の待合室でモドしてスッキリしたことと、帰りの車で汗をかいたのがよかったらしく、オクさんの実家へ帰った頃には随分よくなっていました。

翌土曜日は朝は少し熱があったものの、もらった解熱剤を飲んでかなりの回復を見せ、今日日曜日はすでに普段どおりに戻りました。結局、なぜ急な発熱だったのか分からずじまいでしたが、金曜の夜眠りにつくまでは全く普段どおりだったのに、自分が電話を受けた10時くらいは9度2分ほどあり大泣きと大暴れでまったく眠れる状態ではなかったそうだったにもかかわらず、わずかの時間でウソみたいに治りました。

今回の事件はタイミングが絶妙で、土曜日だったら台風でゆぅくんを病院に連れて行ける状態でなかったでしょうし、金曜日でも自分が思い立って特急に乗らなければまだ帰っていない時間だったでしょう。10時に発熱→11時半には病院へ→1時半ごろ汗をかいて随分回復という、超早回しのような病気の顛末でした。(もちろん翌土曜日・今日日曜日も大事をとりましたが、状態はずっと安定していました)

長々と書いてしまいましたが、この週末ゆぅくんを中心としたわが家に起きた一大事件は、ハッピーハロウィーンとともに一件落着となりました。