2011年8月14日日曜日

帰省(2日目)

 今日は帰省2日目ですが、いつもと違った趣向の写真です。実は、2枚ともゆぅくんのひぃばぁちゃん(自分のおばあちゃん)の塗り絵の作品なんです。週に1回通っているデイケアで始めたそうで、自分も塗り絵をプレゼントしたことがあったのですが、とても90歳とは思えないほど上手に塗っていたので、ブログでも紹介したいと思いました。

実は、自分の両親は当時には珍しい共働きで、自分を育ててくれたのはほとんどおばあちゃんだったと言っても過言ではないくらいお世話になりました。月曜の朝に電車に乗って来てくれて、金曜の夜に帰るまで母親代わりに自分を育ててくれました。その後、自分が小学校に通うようになっても、5歳離れた妹がいたこともあって、ずっと自分の家に通ってきてくれていました。その間、おじいさんは1人で過ごしてくれていたわけで、直接お世話になったおばあさんはもちろん、そんな環境を提供してくれたおじいさんにも、本当に感謝感謝です。

基本的には元気だった2人ですが、さすがに96歳と90歳になり2人とも体がめっきり弱くなってしましました。ここのところは、おばあさんに痴呆の症状も出始め、自分の母もそのお世話で大変のようなのです。自分も少しぐらいは手伝いたいところなのですが、遠く離れたところで生活していることもあり、休みのたびにゆぅくんを連れて行ってあげるのが精一杯の孝行のようになってしまっています。周りに言わせるとゆぅくんは自分の小さい頃に似ているらしく、おばあさんも充実していたその頃を思い出してくれ、普段は塞ぎ込むこともあるらしいのですが、ゆぅくんと遊んでくれている時は目を輝かしてくれます。

2枚ともおばあさんの優しくて穏やかな心が表れているような気がします。2人とも少しでも長生きしてもらい、ゆぅくんの成長を見守って欲しいと思います。